はじめに
ベルギー ブリュッセルにあるNew Brussels Aquariumsに行ってきました。お客さんがとても多いお店だということと、また、生体だけではなく水槽含めた用品もたくさんあるという情報を事前に得ていましたので、ぜひ訪問したいと思っていました。
場所は?
New Brussels Aquariumsのある場所はベルギーの首都ブリュッセルです。Uber(タクシー)を使って訪問しました。ブリュッセルの中央街に近いので、ブリュッセル中央駅から歩いていくこともできます。グランプラスや小便小僧といった人気スポットの近くにあるお店です。そういった点では、日本に住んでいる方でも訪問しやすいお店だと思います。
このお店の強みは?
海水・淡水の双方の用品から生体まで幅広く扱われていて、このお店に行けばほぼ必要なものは全て入手できる点が強みだと思いました。これから水槽を始めようという方から、サンゴを買い足したい方、金魚を飼っていて餌を買いたい方、レイアウト用品を買いたい方、ライトを買いたい方などなど幅広い需要に答えられる品揃えだと思いました。
また、とてもお店に活気がありました。家族連れがとても多くみんなで楽しんでアクアリウムをやっている雰囲気が感じられて、とても過ごしやすい店内でした。お客さんが多いので、気を遣うこともなく、ずっと生体を見ていても居づらい雰囲気がしません。
お店の写真
水槽エリア
お店の入り口のところには、水槽が雑多に展示されています。このあたり、日本のアクアリウムショップと同じような雰囲気を感じますね。
こういう少し変わった水槽もありました。
こちらは木目調のキャビネット付きの水槽です。あまり日本では見たことがないデザインのように思いました。
オーソドックスなタイプの水槽も置いてありました。
用品エリア
用品コーナーです。このエリアは全て用品なので、そこそこの面積が割かれています。この写真はクーラーだったりCO2添加キットの写真です。
こちらはメンテナンス用品やエアレーションが売られているエリアです。日本とそんなに用品の種類に違いは感じませんでした。ただ、用品を作っているメーカーの名前は違っていました。
UVやエアーポンプ、ホースなどが置かれいました。SuperFishというブランドのものがまとめて置かれているようです。
こちらは日本でも知られたSeraの商品がまとめて売られているコーナーです。これは底砂やソイルと思われます。あまり日本では見ないですよね。Seraといえば水質測定のテスターブランドのイメージがありますよね。EUだと総合アクアリウム用品メーカーという感じです。
こちらは人口水草です。結構な種類が売られていました。
これは蛍光灯ではなくて、LEDです。JUWELというメーカーの用品がまとめて置かれていました。
こちらは海水用のメンテナンスグッズエリアです。日本でも聞いたことがあるメーカーの物がいくつかありました。
海水用の添加剤コーナーです。RedSeaやZEOは日本でも見たことがありますが、ほかの物は見たことがありませんでした。どこのメーカーの物かは確認し忘れてしまいました。
流木コーナーです。ほとんど日本と違いが分からず、同じような流木が売られていました。
海水エリア
サンゴコーナーです。日本では珍しいブルーショウガがEUではどのショップでも売られています。後は赤いエダコモンや、赤や緑のウスコモン、この辺りはどのEUのショップでも見ることが出来ます。フラグ文化なので小さめのサンゴがたくさん売られています。
ブルーのショウガサンゴです。
中央のパープル色のトゲサンゴは大きな個体でした。あまり見たことがない色合いでした。日本にいたなら買ってしまいそうな個体が結構います。こちらにもブルーのショウガサンゴがいますね。
水槽の全体写真です。これ以外にももう2つくらいサンゴ水槽がありました。
フラグでたくさん売られています。オレンジのエダコモンはとても色がきれいでした。基本的には日本とそんなに売られているサンゴの種類は違わないのですが、ブルーのショウガサンゴとトゲサンゴのパープル色はEUではメジャーで日本では珍しいかもです。
こちらは用品コーナーにあった展示水槽です。LPSが多めでソフト、SPSの混成となっていました。サンゴ水槽にキイロハギは定番ですね!ライトはRedSeaのREEFLEDが使われていました。
メインの巨大な水槽ですが、生体は非常に控えめでした。
システムは非常にシンプルな構成でスキマー→ろ材という構成でした。
海水魚です。水量に対してかなり余裕がありました。
淡水エリア
水草コーナーです。状態よく育てられていました。ポットに入っていて、販売時にはとても楽そうでした。日本でも同じように売られていることは見ますが、ポットのサイズが大きいのが違いますね。
淡水魚です。カージナルテトラからグッピー、グラミーなどなど日本でみられる淡水魚とほぼ同じ種類の魚達が売られていました。基本的に海水魚・淡水魚含めて魚は売られている種類には違いはありません。
こちら水草コーナーの全体写真です。水草も日本との違いはそんなに感じませんでした。
金魚です。出目金から琉金など本場の日本と同じくらい豊富な種類が売られていました。
どんな人にオススメ?
なんでも手に入って、少しごちゃっとした雰囲気は日本のお店によく似ているように感じました。そういう意味では、交通費を支払ってでも見たい!と思わせるような展示水槽はありません。しかし、このお店は中央街からとても近く、特に頑張って訪問するという努力がいりません。アクアリウムが好きでベルギーに訪問される方がおられれば、観光ついでに海外のお店に行ってみる、ということが気軽にできる点が魅力だと思います。
お店は様々な用品が置いてあります。日本に住んでいて海外で生体を買うというのは、ほぼ不可能に近いですが用品であれば気軽に購入することができます。もちろんサイズの問題はありますが、海外だと非常に安いものだったり、日本で売っていない物が売っていたりするので、そういったものを購入するというのはアリだと思います。
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