【飼育記録】コリドラス・ゴールデンパンダ(ホワイトパンダ)がよくかかる病気

はじめに

私はコリドラスが好きです。その中でも真っ白な体色に黒い目のコリドラス・ゴールデンパンダが好きです。

元々はヨーロッパで品種改良された種類で、情報があまり出ていないため、今までの経験について公開したいと思いました。

今までの飼育状況について

器具などはこちらに記載した通りの内容で飼育しています。今までトータルで20匹近く飼育してきた中で、5匹くらいは以下に記載する病気で☆になってしまっています。

特に導入初期と水替え時に病気が発生することが多く、水替えは細心の注意を払って行っています。

症状について

特別な症状ではなく、身体が赤くなり、そのまま☆になってしまう。よく言われるエロモナスやカラムナリスといった症状と同様の症状です。

病気の原因を特定したわけではないのですが、細菌性の病気にかかっていると推測されます。また、身体が白くて比較的充血は見やすいですが、身体の片面のみが充血していて気づかなかった場合もありました。その時は泳ぎ方がおかしくなっていたために気づいたのですが、この時は助けることができませんでした。

以下の写真でいうと、緑で囲った口の部分とおなかの部分のような症状で、赤く充血しているような症状です。この症状が出たら早急に処置を施さないと助からないと思われます。

ただ、日本だと観賞魚用の抗生物質で効果のあるものは少なくて、顕著に効果のある薬は売っていないと思います。市販品の薬についてはほぼ全て試したと思いますが、うまくいった事例がありません・・・

薬浴について

発症してすぐに薬浴をした際に何度か治癒したことがあります。

ただ、その後半年ほどは元気にしているのですが、やはりまた同じ症状が発生してしまい、最終的には☆になってしまいました。

発症時期について

発症しやすいのは、水槽導入直後と、その後も水替え時に発症する事例が多いです。データ上の水質(アンモニア、亜硝酸、硝酸塩)が検出限界以下であったとしても発症することがあり、原因は分かりません。水替え時もできるだけデトリタスを回さないようにしているのですが、それでも発症したりして有効な対処方法を見つけられていません。

パンダ病なの??

ゴールデンパンダはその名の通りコリドラスパンダが元になっていると理解しています。そのため、よく言われるパンダ病にかかっている可能性もあると考えました。

パンダ病とは通名のような物で具体的な感染症の名前を指しているわけではありません。コリドラス・パンダに発症しやすい症状が出たらパンダ病と呼ばれているようです。

今まで病気になったゴールデンパンダ(ホワイトパンダ)の症状はいわゆるパンダ病の症状の1つであるヒレの溶けなどが見られたこともありますが、そこまで悪化する前に気づいているのか身体が赤くなる症状が主に私の水槽では発生しています。

まとめ

ゴールデンパンダは非常に愛らしい見た目で愛らしいですが、人気の割にゴールデンパンダにフォーカスした情報は余り見られません。

病気については、一度治癒しても再度同じ個体が罹患してしまう頻度が高く、品種改良による影響ではないかと私は考えています。

全個体がそうなるわけではなく、問題ない個体はずっと元気なため、こればかりはお店でも完全にはコントロールできないだろうと思います。

飼育が特別難しいとは感じないため、今のところは一般的な水質に気をつけて飼育で問題は見られないと思いますがそこまで強い種ではないのでシビア程はいかないにしても硝酸塩は20ppm以下に抑えておいが方が無難とは思います。