【水槽立ち上げ記録】海水水槽サイズの決定方法

はじめに

新海水魚水槽の水槽サイズについて検討していきます。

判断の軸となるのは、やはり生体をどんなものを飼育するかです。プロテインスキマーはRLSSのR-12iを選定しましたが、水槽サイズによっては別のスキマーに変更することも考えています。

各サイズでの水量は??

入れる生体から水槽サイズを検討するために、まずは水槽のサイズと水量について一覧表を作りました。この水量をベースにして飼育したい生体から水槽サイズを決めていきたいと思います。

L(cm) W(cm) H(cm) 100%水量(ℓ) 80%水量(ℓ)
60 30 36 65 52
60 45 45 122 97
90 30 45 122 97
90 45 45 182 146
90 60 60 324 259
120 45 45 243 194
120 60 60 432 346
150 45 45 304 243
150 60 60 540 432
150 90 90 1215 972
180 45 45 365 292
180 60 60 648 518
180 90 90 1458 1166

 

飼育したい生体

飼育したい生体は以下の通りです。大型ヤッコであるクイーンエンゼルとタテジマキンチャクダイとキイロハギがいるので、120cm以上の水槽が必要と思われます。

結構数も多いので、奥行きと高さも大きい物にしようかと思います。

またサンゴについては、ソフトコーラルやLPSは多分食べられるので、SPSがメインになると思われます。

SPSもポリプを突っつかれるのは嫌なのですが、クイーンエンゼルはどうしても飼育してみたいので、これは外せません。小型ヤッコ達はすでにいるメンバー達を引っ越しさせます。

  • イエローヘッドジョー
  • インドキンギョハナダイ
  • カクレクマノミ
  • フレームエンゼル
  • マルチカラーエンゼル
  • ポッターズピグミーエンゼル
  • スミレヤッコ
  • シマヤッコ
  • パープルファイヤーゴビー or ハタタテハゼ
  • クイーンエンゼル
  • パッサーエンゼル
  • タテジマキンチャクダイ
  • キイロサンゴハゼ
  • ホンソメワケベラ
  • キイロハギ
  • スカンクシュリンプ
  • ホワイトソックスシュリンプ
  • タカラガイ
  • マガキガイ
  • ゴカイ

どの水槽サイズを選ぶか

まず、高さについては、場所の制約を受けにくいので、60cmのものを選びたいと思います。

横の大きさは部屋にサイズとの兼ね合いで選定することになるのですが、入るサイズの中で一番大きなサイズにしようと思っています。

部屋のサイズを測定したところL=180cmは厳しそうだったので、120cmか150cmということになりそうです。120㎝だと規格サイズである程度他の機器がそろっているので迷いましたが、ここは少しでも大きいサイズにしようということで150㎝にすることとしました。

奥行きについては、45㎝と60㎝の水槽が見つかりました。水量を多くしたいのと奥行きが60㎝あるとレイアウトの幅も大きく広がるので、60㎝にしようかと思います。

サンプの形状とサイズはどうするか??

まず、構成ですが、3層式以上にしたいところです。

1層目がウールボックス+炉材で2層目がスキマー、3層目がメディアリアクター室としようと考えています。

ろ過の仕組みだけを考えると、

1層目がウール+スキマー(物理ろ過)、2層目がメディアリアクター、3層目が炉材

で物理ろ過で不要物を取り除いた後にリアクターや炉材に水を通すべきと考えましたが、

場所の制約を考えるとウールとスキマーを同時に置くことは難しいので、仕方なしに1層目はウールボックス+炉材室にしようと考えました。

最悪サンプの買いなおしはお値段的にも、まだやりやすいのでどうしても満足いかない場合は買いなおすことも視野に入れました。

次にサンプのサイズを決めていきます。

150 x 60 x 60cm水槽にすることに決めたので、奥行きは水槽サイズと水槽台のサイズで決まるため50cm前後になります。

横幅については水槽台の下にクーラーも入れたいので、60㎝前後をクーラースペースとして確保したいため、90cm前後にしようと思います。

最後に高さはスキマーの水位もあるので最低30cm前後は必要になりそうです。

そして、巨大スキマーを入れるので高さを高くし過ぎるとメンテナンスが非常にしにくい、または出来なくなる可能性があるので30cm前後にしようかと思っています。

水槽台をどうするか??

水槽台の横幅と奥行は水槽サイズで決まるため、150cmと60cmで決まりです。高さについてはプロテインスキマーがかなり高さがあるため注意が必要そうです。

今回はRLSS R12-iを選びましたが、今後スキマーの種類を変更することも考えると少し余裕を持たせておきたいところです。水槽台の方は買いなおしが非常に大変そうなので、余裕を持たせた設計にしておきたいところです。

そのため、部屋の内寸で70cmを確保したいと考えています。また、水槽台の下部にはコンパネを敷いて荷重分散させていきます。

メインポンプをどうするか??

メインポンプは1時間でクーラーを通した際のロスや使用していく中での流量低下も考慮した実水量で10回転前後するようにします。

なので、水量700リットル程度とすると、10回転する場合の水量は7000リットルなので、これを60分で割り算すると1分間必要な流量は117リットル/minということになります。

ロスが10%前後になると考えると、代表例として三相のPMD1561Bだと約8回転することになりますね。

これだと少し足りないので、もう少し上のものを探そうとすると、今度は消費電力が400Wとかいくことが分かりました。

これはかなりの消費電力で24h回し続けるのは、少し気が引けたので、若干通水量は目標より少ないですが、8回転前後ならよいとすることにしました。

メインポンプは止まったら生体に直接影響を及ぼす重要なポイントなので、信頼性のあるマグネットポンプの中から選定しました。

オーバーフロー管の位置をどうするか??

オーバーフロー管については中央が理想です。中央から左右やや後方に水流を発生させてデトリタスを後ろから前に流せるような水流が発生するようにしようと思います。そうすることで、掃除がやりやすくなるためです。

デトリタスは今までの経験から相当量が発生するので、どうにかして除去することを考えなければ水槽に栄養塩が発生したり、突然のバクテリアバランスの崩壊が発生してしまいます。

まとめ

検討した内容は以下の通りです。こんな感じの水槽から選ぼうと思います。セミオーダーのように作ってもらうか、既製品で近いものを作るかはこれから探すことにします。

  • 水槽サイズ:L150 x W60 x H60㎝  飼育したい生体を考えると、やはり大きな水槽の方が良さそうです。
  • サンプ形状:3層式L90 x W50 x H30cm  1層目がウールボックス+炉材で2層目がスキマー、3層目がメディアリアクター室
  • 水槽台:L150 x W60 x H(内寸で)70cm スキマーが入るように高さは重要
  • メインポンプ:マグネットポンプで8回転前後
  • オーバーフロー管の位置:中央から左右の若干後方寄りへ排水