小型オールインワン水槽で作る金魚アクアリウム
小型オールインワン水槽を使って金魚アクアリウムを立ち上げることにしました。
きっかけは皆さんご存じ新型のウイルス君。元々家で過ごすのは嫌いではないタイプの家族なのですが、さすがに全く変化がない毎日はつまらないです。
悶々とした日々を過ごすうちに、なんか新しいことしたいなぁ…と思ってしまったわけなんです。
アクアリウムが好きなので、何かそれを生かせること。そしてできれば、全国のアクアリウム好きの皆さん、はたまたこれからアクアリウム始めてみようかなと思っている皆さんと一緒に楽しめるものを!と考えて思いつきました。
金魚や。それしかない。(普通過ぎてすみません)
ホームセンターなどに行けば、売ってることも多くてポピュラーなお魚なのですが、実は金魚を飼うのは初挑戦。とってもなじみのあるお魚なので、水槽などの設備も簡単なもの、手に入れやすくて場所を取らないものをコンセプトに立ち上げてみました。
コンセプト
小型オールインワン水槽で作る簡単な机の上の小さな金魚アクアリウムを作りたい。
リーズナブルで、誰でも立ち上げられるように金魚アクアリウムを記録を取りながら立ち上げたいと思います。
今回のコンセプトとなるキーワードは3つです。
- 小型・・・机の上に置ける大きさ
- リーズナブル・・・オールインワン水槽は5000円以下
- メンテナンス容易・・・週1での水換えのみで維持が簡単
水槽設備について
今回はこんな感じで水槽設備を用意してみました。
- 水槽:GEX アクア360アール(W25.6×D26×H28cm (円柱型水槽))
- ろ材:パワーハウス モノボール 淡水海水両用
- 底材:シンセー 大磯砂 中目
水槽
水槽はろ過フィルターとライトが一体型になったものを選びました。何より安い。素晴らしい。
素材がガラスではなくプラスチックですが、ちゃんと透明感もあって見た目に問題は感じませんでした。とても軽くて扱いやすく設置が楽なので、インテリアのような感じで好きな場所に気軽に置けるのも良いところだなぁと思いました。物をぶつけて割ってしまうとかそういった心配もなく、小さなお子さんやワンちゃんなどが一緒のご家庭でも安心です。
フィルターとライトが本体に元々ついているので、後付けする必要がなく、いろんなコードやらパイプやらが周りにゴテゴテ付くこともないのですっきりとした見た目になります。
気になった点は、水を入れたときの水槽内の見え方です。円柱状なので、魚眼レンズのような見え方になります。しっかりと魚を観察したいときには少し見え辛いので、その点は承知しておかなければなりません。
ろ材
元々水槽にシート状のフィルターがついているのですが、それではバクテリアの繁殖量的に心許無いと思ったので、別で用意したろ材を入れることにしました。
今回ろ材はパワーハウスのモノボールを使用。なぜこれを選んだかというと、「粒がとても小さかったから」というのが理由になります。
前述したようにろ過フィルターは水槽と一体型になっているので、見た目はすっきりしているのですがその分フィルター部分はとても小さいです。その為、元々ついているシート状のものや、大きなろ材だとろ過バクテリアが住む場所がとても少なくなってしまいます。小さな粒のろ材を使うことで表面積が増え、ろ過バクテリアをたくさん繁殖させることが可能になると考えました。
欠点としては、少し手に入りづらいということ。我が家の近辺だけかもしれませんが、ホームセンターやアクアリウムショップなどではなかなか見かけることができませんでした。大手通販サイトであれば常時販売されているので、オンラインで購入するのが無難かもしれません。
底材
底材には大磯砂の中目を使用しました。金魚にピッタリな色合いや風合いでとても気に入っています。
底材は無くても問題はないのですが、やっぱり見た目が綺麗になるので入れました。(お魚のうんちとかそういったものが見えにくくなります)見た目は大事です。鑑賞するものですからなおさらです。
また、今回使ったような粒の大きいものだとろ材の役割も少しですが果たしてくれます。今回はとても小さなフィルターで水槽内のろ過を賄いきれるのか心配だったので、水槽の立ち上げ(水を作る面で)も考えて粒の大きな底材を敷きました。
ヒーターとクーラー
ヒーターは温度調節ができるものを使用しています。よく金魚用のヒーターとして18℃に水温を設定するものが売られていることがありますが、ろ過バクテリアの活性度を考えるともう少し高くしたいところ。(ちなみに18℃は金魚の産卵を促す温度だそうです)我が家では26℃前後になるよう設定しています。
クーラーはどうしても大掛かりになるので取り付けていません。水槽のある部屋のエアコンを付けっぱなしにしておくか、小さな扇風機などを周りに取り付けて気化熱を利用した冷却システムを使って、暑い時期は乗り越えていく予定です。
導入予定の生体
まずはろ過システムを立ち上げてからしか生体が入れられないので、あくまで予定ですが導入予定の金魚さんを紹介します。
飯田琉金
真っ赤な色合いで「ザ・金魚」な感じがとっても綺麗な金魚です。コロンと丸い体に三角形のひらひらな尾びれがとても可愛いくて、1匹は欲しいなぁと考えています。琉金は比較的体も強いとのことだったので、初心者の私たちにはぴったり。近くのホームセンターに元気そうな子たちがたくさん泳いでいたので、ビビッとくる子がいたら購入しようと考えています。
東錦
3色のまだら模様がとっても綺麗な金魚。琉金と同様三角形のひらひらな尾びれが素敵な種類です。丸みを帯びた体と色合いが何とも可愛かったので、この種類にしようかなぁと考えています。実はこの種類も近所のホームセンターに泳いでいたので、じっくり観察して購入出来たらと考えています。
ちなみに…金魚には琉金のような三角形の尾びれの種類のものと、コメットのような一般的なお魚と同じような形をした尾びれの種類のものがいますが、コメット系の金魚は泳ぎが上手なので、琉金系の泳ぎがゆっくりな種類の子たちは追い掛け回されてしまうそうです。数種類の金魚を同じ水槽に入れる場合は注意が必要です。
どんな水槽になるのか楽しみ
このような感じで一通り水槽設備は揃ったので、いよいよ明日から立ち上げの作業に入っていこうと思います。
淡水アクアリウムを立ち上げるのは初めてではありませんが、オールインワン水槽を使っての立ち上げ、金魚の飼育はどちらも初めてなのでちょっとドキドキです。今までの経験がうまく活かせたらいいのですが…汗。
家にいる時間をもっと有意義なものにしたい!金魚飼ってみたい!という方はぜひ、私たちと一緒に金魚水槽を立ち上げましょう。みんなでアクアリウムを楽しもうー!
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