テラリウム水槽のタンクメイト達
今回は完成したテラリウムで生活しているお魚たちを紹介したいと思います。
下側のアクアリウムに住んでいるお魚たち(エビ等も含む)と上側の陸上世界に植えた植物たちもご紹介しますので、これからテラリウム始めてみたい!という方は是非参考になさってください。
それぞれの生き物たちを育てるうえで、気をつけたい点についてもまとめています。
お魚さんたち
最初にお魚たちをまとめてご紹介します。ここにはエビさん達も含めています。
ミクロラスボラブルーネオン
立ち上げ当初から投入を予定していたお魚です。今回10匹投入しました。初期落ちが多い(水槽投入後すぐに☆になりやすい)ので、最初の2日くらいはしっかりと様子を見てあげる必要があります。また、とにかくよく泳ぐので、エサは欠かさず与えてあげる必要があります。
コリドラスゴールデンパンダ
こちらも立ち上げ当初から投入を予定していました。今回3匹投入しています。口元にある小さなヒゲ?のようなひらひらを地面につけながら、這うように泳いだり、柔らかい砂を掘ってエサを探したりします。このヒゲが結構傷つきやすいため、コリドラスが安心して泳げる柔らかい底材の場所を作っておくと良いと思います。
できればソイルのような崩れてしまう素材ではなく、化粧砂などの粒が細かい軽い砂の方が掃除もしやすいためお勧めです。我が家では水槽前面に「田砂」を敷いており、水替えの際に砂内部の掃除もするようにしています。
ヤマトヌマエビ
苔取り担当として、今回も頑張ってもらいたいエビさんです。水草を入れていないので今回は2匹投入しました。苔もほんとによく食べてはくれるのですが、いかんせん食いしん坊で、慣れてくるとお魚たちのエサも強奪しに来てしまうのが困ったところです。
レッドビーシュリンプ
上側の滝つぼ彩り担当として任命したエビさん。今回5匹投入。ただ、明るいのがちょっと苦手なのか、岩の下などに隠れてしまってあんまり出てきてくれません。(悲しい…)最近は水流に乗って下側のアクアリウムに落ちてきて(降りてきて?)ヤマトヌマエビと一緒にお魚のエサをコソコソ盗んでいきます。
戻しても戻しても降りてきてしまうので…最近あきらめ気味です(笑)。
植物たち(水上)
次は陸上部分に植えた植物達を紹介します。
トキワシノブ
水辺と言えばで思いつくシダ植物の一種です。一般的なシダよりも葉の色が濃く、形が丸みを帯びていてとても綺麗な植物だと思います。シダ植物は水分に強く、乾燥に弱い印象がありますが、根本部分が苔玉になっているものを購入したこともあって、ある程度の乾燥にも耐えてくれます。
新しく生えてくるときは山菜のゼンマイのようなものが出てきて、それが徐々に開いて葉っぱになります。
ヒポエステス(ローズ)
緑の中に華やかな色を添えてくれる、ピンクの可愛い葉っぱが特徴的な植物です。ピンクの他にも赤や白などの種類があります。
最初は背が低くて可愛いのですが、放っておくとビヨーンと背が高くなってしまいます。これは途中でバッサリ切って新しい芽を出すようにしないといけなかったみたいです。(完全にミスりました…)ちなみに、伸ばしたままにしておくとお花が咲きます。伸ばすもよし、小さく育てるもよし、いろいろな表情が楽しめます。
ガジュマル
「幸せを呼ぶ木」としても有名なガジュマルをメインに植えています。光をよく好み、光に向かってぐんぐん伸びます。我が家のテラリウムでは成長率No.1です。(伸びすぎて光の強さに葉っぱがちょっと焼けちゃいました。)ある程度乾燥にも強いですが、根腐れしない程度にお水はあげておく方がよく育つように思います。
ペペロミア・プテオラータ
肉厚の葉っぱに、ストライプ模様が入ったオシャレな名前の植物です。比較的乾燥に強く、必死になって水を与えなくてもしっかりと育ちます。成長速度としては結構ゆっくりなので、小さなスペースで育てるにはとても扱いやすい植物だと思います。
逆に水が多すぎるのを嫌がるようなので、お水がたっぷりと必要な植物とは一緒に植えない方が良いかもしれません。
ヤマゴケ(アラハシラガゴケ)
植物の根元に活着君を置いているので、その部分を隠すためと、ふかふかな地面ぽくしたかったこともあり、ヤマゴケを敷きました。ふわふわの芝生のような手触りが堪りません。
苔なので湿気が覆う方がふわふわに育ちますが、多少乾燥しても枯れてしまうことは無く、育てやすい苔かなと思います。扱いもしやすいので、私のような苔初心者には向いている種類だと思います。
植物たち(水中)
中心の滝つぼ部分に植えた植物達の紹介です。
キューバパールグラス
滝つぼ部分にを爽やかな緑にしたくて前景草の水草を植えました。前景草の中ではパールグラスが一番好きな私。小さくて丸みのある葉っぱがとても可愛いですよね。
底材には「JUN プラチナソイル(スーパーパウダー)」を敷いています。前景草は背が低いので植え込みがしにくく、すぐに浮いてしまうという声を聞きますが、葉っぱが半分ソイルに埋もれるくらい深く植えてあげるといいです。埋もれていても問題なく成長していきますので、思い切って深めにいってしまいましょう。
キューバパールグラス(水上葉)とホシゴケ
これは厳密に言うと水中ではないですが、滝つぼの周りに緑を入れたいなと思い置きました。元々パールグラスとホシゴケがセットになったものが売っていたので、それを小さくちぎって数カ所に置いたのですが、この成長が半端ない。
元々4㎝×4㎝くらいの小さな塊で、何カ所かにちぎって置いたのですが、今やすべてが繋がろうとする勢いで育ってます。最初は置いただけでしたが、今はしっかり岩に活着してます。コケの方は水流に乗って広がっていき、植えた覚えのないところにまで広がってます。乾燥には弱いようなので、我が家のように水辺に置くか、しっかりと保湿できる容器で育てるのが良いのではと思います。
毎日癒されています
いかがでしたでしょうか?
こんな感じで様々な植物やお魚が共に暮らす、小さな楽園のような世界を見つめて、日々癒されています。作るのは中々大変でしたが「頑張ってよかった」と思えるものを完成させることが出来ました。
家の中にぼーっと見つめてられる絶景があることで、おうち時間が楽しくなります。
興味のある方はぜひ挑戦してみてください!
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